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2001年 メディア掲載・関連記事

2001年12月 日経トレンディ
2001年12月 日経トレンディ■12位 本格派ファーストフードめん
女性狙った「早い」「安い」「うまい」
パスタ、ラーメン、讃岐うどんが多店舗化

02年は「低価格」や「早さ」を売りにしたファーストフード的なめん専門店が注目だ。
めん類のファーストフードといえば、立ち食いそばだが、02年版の店舗は本格志向で、女性客も視野に入れている。西洋フードシステムズは01年10月、東京・麻布十番に「パスタバール ブイトーニ」を出店。01年春にテスト出店したお茶の水店に注ぐ2号店だ。
一見すると、普通のパスタ専門店と変わらないが、その最大の特徴は「早さ」。とにかく早い。店に入り、注文してから目の前に皿が運ばれるまでの時間はわずか5分だ。
早さの秘密は、ネスレジャパングループが開発した同店舗用の「ブイトーニ」ブランドのパスタ。パスタには溝が掘り込んであり、通常のパスタよりも短時間でゆで上がる仕組みだ。
これまでも冷凍めんなどを使うパスタのファーストフード店はあったが、どうしてもコシが弱く、乾麺の食感と比べると差があった。パスタバール ブイトーニのスパゲティを実際に食べてみると、アルデンテ感もしっかりあり、ゆで上がったパスタの断面も普通のパスタと変わらない。
価格も440〜680円と手ごろ。「メーンターゲットは女性」(西洋フードシステムズ)で、1号店の場合、約80%が女性客という。02年春までに都内に5店舗の出店を予定している。
地方発のめん専門店もファーストフード感覚で全国制覇を狙う。
福岡県で10店舗を展開する人気とんこつラーメン店「一蘭」は10月、東京・六本木に進出した。
営業時間は24時間。店のシステムがユニークで、店内はカウンターだけ、目の前にはのれん、隣の席との間には間仕切り。「味に集中できるようにするため。また、女性1人でも入りやすい」(一蘭)。専門の用紙で味の濃さやめんの硬さ、チャーシューの量などを選んで注文する。早くも東京のラーメンマニアの間で話題になっている。
JR四国グループのめりけんやはJR岡山駅構内にファーストフード感覚の讃岐うどん専門店「さぬきうどん職人」の1号店を出店、FC方式での多店舗化を狙っている。
コンセプトは「『安い、うまい、早い』そして『ヘルシー』」(めりけんや)。地元香川県のスタイルである客自信がうどんを受け取って、自由にトッピングを選択するセルフ方式を導入。うどんの価格も並サイズのかけうどんで290円と牛どんを意識している。



2001年11月15日ダイム
2001年11月15日ダイム■さぬきうどん職人
本場JR四国グループ本格参入で和食ファーストフードの新定番を目指す

うどんの本場、四国の製麺メーカーがうどん屋のフランチャイズ事業に乗り出した。
その名もズバリ、『さぬきうどん職人』。従来のイメージ「うまい」「安い」「早い」に加え、「ヘルシー&きれい」で女性客をメーンターゲットに据えているのがその特徴だ。
「一番気を配ったのはお店の雰囲気です。古風、和風、田舎っぽい、男っぽいという、うどん屋のイメージを一掃し、清潔感のあるカフェテリア風にしました」
というのは、JR四国グループの製麺メーカー・めりけんや社長・諏訪輝生氏。また、うどんのヘルシーさを全国の女性にアピールするのもねらいのひとつだという。
「かけうどんは1食約330キロカロリーと低カロリーで、消化スピードは抜群。これにトッピングの天ぷらを、レンコン、タケノコ、ナス、カボチャなどの野菜中心にしたので、ヘルシー志向の女性や、忙しい朝の食事、軽く済ませたい昼食としても最適だと思います」(前出・諏訪市)
お店のシステムは、「セルフ」と言われる四国ではおなじみの方式をとる。まず、注文カウンターでベースとなる麺の種類を選び、次にトッピングの天ぷら、サイドメニューの野菜サラダや温泉たまご、お稲荷さん、おでんなど好きなものを自分でピックアップ。そして最後に、レジで会計を済ませてから店内の座席で食べる、というシステムをとる。
1号店は10月19日、岡山駅構内にオープンしたばかり、まずはこの岡山店でしっかり事業の基礎を固め、徐々に全国展開をしていく予定だが、そば屋中心の東京にもねらう隙ありと諏訪社長は見ている。

「ダイムの読み」
2日に1度四国から取り寄せる半生麺で、本場の味を気軽に楽しめるのは嬉しい限り。
ただ、トッピングの天ぷらが1つ100円は少し高め。東京上陸の際には、メニューにカロリーを表示する、ダイエット系のお茶飲み放題にするなどして、ヘルシー感をより強く打ち出すことで、その辺をフォローする必要あり。



2001年9月18日日経流通新聞
2001年9月18日日経流通新聞■讃岐うどん牛どん追走

四国といえば讃岐うどん――。全国的に知名度の高い讃岐うどんは、本場香川県などでは「早い、安い、うまい」の元祖的な存在として、日本伝統の和食ファーストフードの感覚で多くの人に食されている。しかしどういうわけか、これまでは全国規模で本格的なフランチャイズチェーン(FC)展開に乗り出そうという動きが見えてこなかった。だが、最近は消費者の低価格志向が一段と強まり、衣食住全般にわたる「和」回帰の傾向も顕著だ。この二つの潮流に後押しされるような形で、いよいよ"登場"するのだ。
四国旅客鉄道(JR四国)グループで讃岐うどんの製造・販売を手掛ける、めりけんや(香川県宇多津町、諏訪輝生社長)は、セルフサービスのうどん店の多店舗展開に乗り出す。FC方式を導入し、東京などにも店舗網を拡大していく。讃岐うどんのブランド力と低価格を武器に、牛どん、ハンバーガー、ラーメンなどの大手チェーンと張り合っていく構えだ。
めりけんやは十月半ばにも、直営の実験店をJR岡山駅構内に開く。ここを起点として店舗運営のノウハウを蓄積、FC展開に乗り出す戦略だ。
店名を「さぬきうどん職人」という。実験店となる一号店は駅構内という立地だけに、年中無休で店を開く。営業時間は午前7時―午後9時。出勤前に軽く腹に収めたいと考える人や、昼は讃岐うどんと考える人、ちょっと小腹がすいた午後に一杯と考える人、また夜は居酒屋帰りに一杯という人など、様々な需要を取り込む。
店舗面積は50平方メートル、客席数は39.カウンターで好みのうどんを注文し、総菜類を取り寄せてレジで清算、テーブルで食べるスタイルだ。内外装もおしゃれな感覚。女性客も入りやすい店作りを狙った。
かけうどん(並、230グラム)は290円。香川県内の水準に比べて若干高いが、牛丼とほぼ同額に設定した。てんぷら、おにぎり、おでんなども用意し、客単価500円、一日の来店客数350人、日商17万円を見込む。
FC店は2002年にも出店する。企画会社のオータプロデュース(香川県香川町、太田孝司社長)と提携、FC運営を委託する。店舗運営ノウハウはめりけんや、FC展開に必要なノウハウはオータプロデュースという形で両者が得意な分野を持ち寄り、二人三脚で店数を増やしていく。当面の目標として、年に2―3店ペースで出店し、30店体制を目指す。
加盟店の対象に想定するのは、業種転換を考える自営業者。店舗の改装や厨房機器の購入に約1200万円かかるとみている。具体的な契約内容については、食材費にロイヤルティー(経営指導料)を上乗せする方式を採る方針。店主の急病時に近隣の店舗が支援するシステム構築も検討中だ。
「地方発」で全国区に通用する食材は讃岐うどんにとどまらない。めりけんやの決断は、全国各地のフードビジネス関係者を勇気づけるものと言えそうだ。(高松支局=苅谷直政)



2001年9月12日四国新聞
2001年9月12日四国新聞■JR四国系めりけんや うどん店FC展開
低価格・健康志向 30店へ拡大めざす

四国旅客鉄道(JR四国)グループで讃岐うどんの製造・販売を手掛けるめりけんや(香川県宇多津町、諏訪輝生社長)はセルフサービスのうどん店をフランチャイズチェーン(FC)方式で出店する。十月半ばにも実験店をJR岡山駅構内開店、店舗運営のノウハウを蓄積し、東京など都市部に出店する。牛どんやハンバーガーなどファーストフードに対抗し、低価格と健康志向に適した食品として、うどんなど食材の供給で経営の安定化を図るのが狙い。

食材供給で操業維持

新店は「さぬきうどん職人」岡山駅構内店。年中無休で、営業時間は午前7時から午後9時まで。店舗面積は50平方メートル、客席数は39。しゃれた内外装にするとともに、いすとテーブルを配置して若い女性が入りやすいようにした。
かけうどん(「並」が130グラム)は290円と香川県の水準に比べて若干高いが、牛どんとほぼ同額に設定した。てんぷら、おにぎり、おでんなども用意する。客単価500円、1日の来店客数350人日商17万円強を見込む。うどんなど食材は本社から配送する。
FC店は実験店の状況を見ながら2002年にも出店する。企画会社のオータプロデュース(香川県香川町、太田孝司社長)と提携、FC店の経営指導など運営を委託する。年2―3点のペースで出店し、30店まで増やす計画だ。業種転換したい自営業者を対象に加盟店を募る。食材費にロイヤルティー(経営指導料)を上乗せする方式を採るほか、店主の急病時に近隣の店舗が支援するシステムも検討中。
めりけんやは贈答用が売上高の約5割を占めるため、中元・歳暮の時期に注文が集中するうえ、景気の影響を受けやすい。FC店の展開で食材を毎日供給できれば、工場の操業度を平準化できる。
東京などではめん類の店はそばやラーメンが中心。同社ではさぬきうどんのブランド力と低価格を消費者にアピールすれば、大手外食チェーンにも十分対抗できるとみている。



2001年7月四国新聞
2001年7月四国新聞■郷愁誘う懐かしの味
「連絡線うどん」3日発売

宇高連絡線のデッキで味わった讃岐うどんを思い出して―。JR四国グループの四国キヨスク(高松市)は三日から、「宇高連絡線うどん」と銘打ったうどん製品をJR高松駅のキヨスク売店で発売する。
1988年まで運行された宇高連絡線では、二階後部デッキのうどん店に乗客が詰め掛け、潮風に吹かれながら麺をすする光景が名物だった。連絡線廃止後の高松港周辺を再開発するサンポート高松が五月に一部オープンしたのにちなみ、懐かしの味を思い起こしてもらおうと企画した。
製造するのはJR四国グループのめりけんや(宇多津町)。土産用に日持ちのする半生タイプの麺を採用した。このため、連絡線うどんの味をそのまま再現したというわけではないが、パッケージに旧国鉄当事の讃岐丸や高松港の写真をあしらい、郷愁を誘う。
一袋二百グラムのめんを、めんつゆ付きで三袋で一セットにした。
価格は八百八十円で、同レベルの商品としては割安に設定している。